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- 若者・女性の声
県内の大学生9名が集まり、これから学生に「選ばれる企業」について
自由に語る、意見交換会を行いました。
そこから見えてきたのは、「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)」に
気づこうとし、経営者・管理職が年齢・女性・男性の区別なく
活躍できる環境をつくる重要性です。
実際の取組みを、企業説明会やSNSなどで伝えていくことも
ポイントが高いという意見も。
経営者・管理職必見の貴重な意見交換会の一部をご紹介します。
Q.職場での無意識の
性別役割分担のイメージとは?
Q.育児休暇を取ったり、
結婚を機に仕事を
辞めたりするのは
女性というイメージが強い?
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最近では、男女とも育児休暇をとっているイメージ。ただ、仕事を続けるのは男性という勝手な思い込みがあることに気づきました。
男性
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最近では男性の育児休業をよく耳にします。男性が仕事を辞めるイメージはなく、辞めるのはやはり女性だと。
女性
Q.これまでの生活の中で、
アンコンシャス・バイアス
を感じた経験は?
-
歯科医での受付のアルバイトの募集があり、電話してみると暗に女性しか受け付けていませんと。確かに女性しかいないですよね。
男性
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受付や接客のアルバイトをするときに女性はスカート着用やしっかりと化粧をすることと書かれていて。ズボンの方が作業もしやすいのに履いてはダメなのかなと思いました。
女性
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お店でいいなと思った服が女性用だったとき。サイズもそうだし、女性用のものを着る勇気がなくて何度か手に取った商品を戻したことがあります。
男性
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ある企業のインターンとして働いたときに男性はローファーなのに、女性だけマナーとしてヒールのあるパンプスを履いてくださいと。パンプスは動きにくく足も痛いし、辛いな、どうしてなんだろうと思いました。
女性
Q.女性活躍を推進する
企業はどんなイメージ?
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女性活躍はもうあたりまえで、私はその先の仕事内容を見て就活しました。
男性
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育児へのサポートは仕事と家庭の両立に大切で、取り組んでいる企業は雰囲気がいいですね。
女性
-
女性が役職を持ち会社を引っ張っていると、すごくいい企業だなという印象があります。
男性
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経営者や上層部の方達が、そういう職場を作ろうという目標がないと、まず、変わらないのかなと思っています。
女性
Q.学生が働きたい
女性活躍推進企業とは?
事前アンケートでの高ポイントは
- 「評価」「昇格」において、性別による差がない企業
- ハラスメントのない職場づくりに取り組む企業
- 「業務内容」に、性別による差がない企業
- 20代の社員が、性別による差を感じることなく、活躍している企業
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育児休暇をしっかり取れる会社に行って、育児を一緒にやっていけるところで働けたらなと思いました。
男性
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やはり、個人にちゃんと向き合ってくれる会社。意見に対して柔軟性がある企業で働きたいです。
女性
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今後、自分もアンコンシャス・バイアスを意識していき、「それは思い込みだね」と考え方を柔軟に変えられる人が多くなれば、より良い会社になるのかなと感じました。
男性
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性別にとらわれずに、個人をちゃんと評価してくれる女性も男性も活躍しやすい職場環境づくりに取り組んでいただける企業がいいですね。
女性
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やはり、自分の声を汲み取ってくれる会社で働きたいです。その中で、ジェンダーの平等や育休も叶えられるはず。やりたいことを言ってもいい雰囲気づくりが大事だと思いました。
男性
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男女にかかわらず、個人の生きがいが追求できるような企業があれば、個人としてはすごく安心して、人生を謳歌できると思います。
女性
企業の受付やカスタマーセンターは女性の仕事で、営業成績がトップクラスの先輩や製造業で働くのは重労働のイメージが大きく、男性といったイメージがあります。
女性
小さい頃からの刷り込みがあるのではないか。例えば漫画などを読んでも、受付のキャラクターは大体女性だったりします。
男性
所属しているロボットサークルでは男女の比率は同じ。企業を訪問する機会もありますが、製造業でも男性も女性も働いているイメージです。
女性
製造業には男女ともいて、事務職は女性が多いイメージ。それは、アンコンシャス・バイアスかもしれないです。男女関係なく器用な人がいるし、女性も溶接などできるのでは?
男性
男女というより、理系・文系で考えてしまい、理系女子が少ないとニュースなどで見ると、製造業は男性のイメージが強いなと思います。
女性
今、製造業の方と関わることがあるが、SNSで企業の取組みを紹介する分野で女性が活躍されている企業があります。
男性